投稿日時 2025-05-27 18:11:38 投稿者 ![]() 斎賀久遠 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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**『神様はいらない』** 「世の中に必要とされる者には祝福を授けよう。」 そう言って神様は世の中に必要とされる者には祝福を与えた。 権力を、富を、友人を、恋人を、家族を。 祝福を得られなかった少年は神様に尋ねた。 「僕を必要としてる人はいないの?」 神様は答えた。 「そうだね。それが君の価値だよ。」 僕は神様に言った。 「それなら神様がいなくても僕は困らないよ」 その瞬間、神様は祝福を失い、世界から神の祝福が消えた。 僕が神様を否定したとき、 神様は確かに消えた。 でも、誰も困らなかった。 悪魔が少年に言った。 「ありがとう、助かったよ」 僕は、少し微笑んだ。 |
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